行橋市の自動車販売店「成清商店」様|お客様に寄り添う想いを形に。親しみと信頼が伝わる車屋さんの和風ロゴ

最初の打ち合わせで印象に残っているのは、成清さんが目指していた「車を売るだけではなく、困ったときにふらっと相談できる場所にしたい」という空気でした。
大切なのは、かっこよさだけではありませんでした。地域の方にとって、車のことを安心して話せる相手だと感じてもらうこと。成清商店(なりきよ商店)様のロゴづくりは、その想いをどう見える形にするかから始まりました。
成清商店様は、福岡県行橋市で開業された自動車販売・整備店です。中古車販売、車両買取、ロードサービス、車検代行などを行うお店として、車屋さんだと一目で分かることは欠かせません。一方で、ただメカニカルでスピード感のあるロゴにすると、成清さんの持つ親しみやすさや、活動拠点となる和の邸宅の温かさが伝わりきらないと感じました。

そこで選んだのが、筆文字と大屋根を使った和風・和モダンの方向性です。車屋さんとしての分かりやすさと、地域に根ざした相談役としての安心感。その両方を、ひとつのロゴでどう表現するかを考えていきました。
成清商店様のロゴは、行橋市で開業する自動車販売・整備店として、車屋であることが一目で伝わり、地域の人が相談しやすい安心感も残るように設計しました。
大屋根、車の正面シルエット、筆文字、紺色を組み合わせることで、和の温もりと自動車サービスとしての分かりやすさを両立しています。

- 制作対象: 福岡県行橋市の自動車販売・整備店「成清商店」様の開業時ロゴ
- 課題: 車屋らしさと、地域の方が「困ったときに相談できる」と感じる安心感を同時に伝えること
- 解決策: 大屋根、車の正面シルエット、筆文字、紺色を組み合わせた和モダンな店舗ロゴを制作し、名刺や看板、SNSにも展開しやすいブランドの土台を作った
制作概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| クライアント | 成清商店(なりきよ商店)様 |
| 地域 | 福岡県行橋市 |
| 業種 | 自動車販売・整備、中古車販売、車両買取、ロードサービス、車検代行 |
| 制作物 | ロゴ制作、ロゴガイドライン、スクエア・横型ロゴデータ、名刺へのブランド展開 |
| デザイン方針 | 和モダン、地域密着、安心感、相談しやすさ、車屋としての分かりやすさ |
| 主な使用シーン | 看板、名刺、SNSアイコン、Webサイト、車両マグネット |
- 行橋市の自動車販売店ロゴとして、どんな第一印象を目指したのか
- 自動車販売・整備店のロゴで、あえて和モダンを選んだ理由
- 大屋根、車、筆文字、紺色に込めたデザイン意図
- 開業時の店舗ブランディングで、ロゴから名刺へ世界観をつなげる考え方
- 同じように店舗ロゴや車屋のロゴを作りたい方が、最初に考えるべきこと
行橋市の自動車販売店として、開業時の第一印象をどう整えたか

このロゴ制作は、成清商店様の開業に向けた第一印象づくりから始まりました。
開業前の初回打ち合わせでは、サービス内容や開業準備の状況だけでなく、活動拠点となる和の邸宅、お客様との距離感、将来的にどんな相談役になりたいかまで伺いました。そこからロゴの方向性を提案し、修正確認を重ねながら、約1か月で最終データとロゴガイドラインの納品まで進めています。
ロゴ制作とは、単にかっこいいマークを作ることではありません。お客様がそのお店を見た瞬間に「ここは何を大切にしているのか」を感じられるようにする、事業の入口づくりです。
今回の成清商店様は、中古車販売、車両買取、ロードサービス、車検代行を行う自動車販売・整備店です。けれど、目指していた印象は「車を売る場所」だけではありませんでした。
成清さんが大切にされていたのは、地域の人が車のことで困ったときに、すぐ相談できるような「顔の見える関係性」でした。

大手企業で9年間経験を積まれてきた確かな土台がありながら、ルールに縛られるだけではなく、目の前のお客様にきちんと寄り添いたい。その優しく誠実なお人柄と、活動拠点となる立派な和の邸宅が持つ温かさを、ブランドの核に据えるべきだと感じました。
地域のファミリーやご年配の方が、車のことで困ったときに気軽に相談できる場所。愛車と人生に寄り添う、身近な相談役。そんなお店の姿を、ロゴに込める必要がありました。
もしあなたが新しくお店を始めるなら、ロゴで最初に考えたいのは「見た目の好み」だけではありません。誰に、どんな印象で覚えてもらいたいか。その整理が、ロゴの土台になります。
なぜ、自動車販売店のロゴで「和モダン」を選んだのか
今回の結論は、車屋らしさよりも先に「安心して相談できる空気」を作ることでした。
自動車業界のロゴは、英字、スピードライン、金属感、レーシング感などの表現がよく使われます。もちろん、それが合うお店もあります。ただ、成清商店様が目指す姿は、威圧感や高級車志向を前に出すものではありませんでした。

そこで、あえて「和」のアプローチを取りました。スピード感や英字が主流の自動車業界の中で、一瞬で他店との違いを認識してもらうためです。目立たせたいのは派手さではなく、「ここなら安心して相談できる」という独自の安心感でした。
和モダンとは、日本らしい温もりや落ち着きを残しながら、現代の店舗やサービスにもなじむよう整えた表現です。古すぎず、軽すぎず、親しみやすさと信頼感を両立しやすいのが特徴です。
今回のコンセプトテーマは、次の言葉にまとめています。

『和』の温もりと、『集い』の象徴。 愛車と人生に寄り添う、現代の「蔵(ガレージ)」
「蔵」という言葉には、大切なものを守る場所という印象があります。そこにガレージの役割を重ねることで、車を預ける安心感と、人が集まる温かさを同時に表現しました。
成清商店様の印象を言葉にするなら、プロとしての確かな技術を持ちながら、古民家のように誰もがふらっと立ち寄ってお茶を飲んでいくような寛容さと温かさがあるお店です。その空気を、ロゴの第一印象に落とし込むことを目指しました。
同じように地域密着型のお店を始める方にとっても、ロゴは「業種を説明するもの」であると同時に、「どういう人柄で相談に乗るお店なのか」を伝えるものです。
自動車販売店の店舗ロゴで重視した3つの判断軸

ロゴの中心に置いた判断軸は、3つあります。
1つ目は、集いと安心を表す大屋根です。ロゴ全体を包み込む太く力強い屋根のラインは、愛車を守るガレージであり、人が集う古民家の大屋根でもあります。実際の活動拠点である和の邸宅が持つ、どこか懐かしくて安心できる空気も、この屋根の形に重ねています

「車のことなら、まずはこの屋根の下で聞いてみよう」
そう感じてもらえるように、守られている印象と、遠くから見ても認識しやすい形を両立しました。店舗ロゴでは、細かい意味だけでなく、看板や名刺で見たときの視認性も大切です。
2つ目は、車屋としてのアイデンティティです。和風の屋号だけだと、飲食店や呉服店のように見える可能性があります。そこで中央に、堂々と車のモチーフを配置しました。
ただし、特定の車種に寄せすぎると、扱う車やお客様の幅が狭く見えてしまいます。今回は少しレトロで愛嬌のあるフロントフェイスにしました。高級車志向の緊張感ではなく、「長く大切に乗る愛車」という温度を出すためです。

3つ目は、職人魂を感じさせる筆文字です。屋号の「成清商店」には、読みやすく、力強い筆文字調の書体を採用しました。
筆文字は、勢いを出すだけの装飾ではありません。お客様の命を預かる整備・販売の仕事に対する確かな技術と、実直な商いの姿勢を伝える役割があります。
ブランドカラーとは、お店の印象をくり返し記憶してもらうための色の軸です。今回は紺色と白に絞ることで、落ち着き、清潔感、信頼感がぶれないようにしました。

成清商店様の完成ロゴに込めた意味

ロゴは、完成した瞬間だけでなく、看板、名刺、SNS、車両マグネットなど、いろいろな場所で使われます。だから成清商店様のロゴでは、世界観だけでなく、実際の使われ方まで想定して設計しました。
まず大切にしたのは、「成清商店」としっかり読めることです。成清というお名前は印象的な一方で、初めて見る方には読み方に迷いが出る可能性もあります。だから屋号は漢字の力強さを残しつつ、視認性を落とさない筆文字にし、ロゴ全体の主役として置いています。

次に、和の世界観が「車屋さん」として伝わることです。大屋根と筆文字だけでは、飲食店や和雑貨店のように見える可能性があります。そこで中央に、車の正面シルエットを配置しました。

車の表情は、かわいらしすぎず、威圧的にもなりすぎないように調整しています。高級車を強く打ち出すのではなく、ファミリーやご年配の方が「ちょっと相談してみよう」と思える温度にするためです。
紺色と白の配色は、拠点の和の空気になじみながら、誠実さと清潔感を伝えるための選択です。黒ほど重くならず、派手な色ほど浮かない。地域の中で長く使い続けるロゴとして、落ち着きと覚えやすさのバランスを取りました。
完成したロゴで目指したのは、「和風で雰囲気がある」だけではありません。遠くから見ても覚えやすく、名刺の小さなサイズでも読みやすく、SNSのアイコンでもお店らしさが残ること。成清商店様の第一印象として、長く使い続けられる形に整えました。
ロゴから名刺へ。店舗ブランディングの世界観をつなげる
ロゴは、作って終わりではありません。むしろ、そこから名刺、ショップカード、看板、SNS、Webサイトへ展開していくための出発点です。
成清商店様では、ロゴ制作のあとに名刺制作もご依頼いただきました。名刺では、紺色と白、筆文字、屋根、レトロ車の世界観をそのまま引き継いでいます。
デザイン確認時には、次の言葉をいただきました。
成清商店様納得の内容のため、そのままお願いいたします
これは、ロゴの段階でブランドの方向性を丁寧に固めていたからこそだと感じています。名刺だけを単発で作るのではなく、ロゴから一貫して設計することで、お店の印象が薄まらずに伝わります。
特に手応えがあったのは、紺色と白の配色です。和の情緒を残しながら、プロとしての清潔感も伝えられる。この配色があったからこそ、名刺に展開したときも世界観がぶれず、すっと整いました。
ブランド設計とは、ロゴ、名刺、看板、SNSなど、お客様が触れるすべての場所で同じ印象を積み上げることです。見た目がそろうだけでなく、「このお店らしい」と感じる空気が続いていく状態を目指します。
新規開業の店舗では、最初に作るロゴや名刺が、その後の見え方を大きく左右します。だからこそ、最初の制作物ほど丁寧に考える価値があります。


制作を振り返って。車を売る前に、相談できる場所として覚えてもらう


今回のロゴ制作で大切にしたのは、「車屋らしさ」と「相談しやすさ」の両立でした。
車に詳しい人だけが来るお店ではなく、車のことで少し困ったときに相談できる場所。家族の車、長く乗っている愛車、急なトラブル。そうした日常の延長線上にあるお店として、どう覚えてもらうかを考えました。
だから、ロゴの中心には大屋根を置きました。強いスピード感よりも、守ってくれる安心感。無機質なメカ感よりも、手触りのある筆文字。派手な色よりも、落ち着いた紺色。
店舗ロゴとは、お店の名刺であり、看板であり、約束のようなものです。どんな価値観でお客様と向き合うのかを、最初に静かに伝えてくれます。
成清商店様の場合、その約束は「困ったときに、顔の見える相手として相談できること」でした。ロゴは単なるマークではなく、お店の姿勢そのものです。その姿勢が、名刺や看板、これからの発信の中で少しずつ積み上がっていくことを目指しました。
もしあなたが、これからお店を始めるところで「どんなロゴにすればいいか分からない」と感じているなら、まずは好きなデザインを探す前に、次の3つを考えてみてください。
| 考えること | なぜ大切か |
|---|---|
| 誰に覚えてもらいたいか | ターゲットが変わると、必要な印象も変わるため |
| どんな相談を受けたいか | 業種説明だけでなく、選ばれる理由が見えてくるため |
| どんな空気のお店にしたいか | 色・書体・形の判断軸になるため |
この3つが見えてくると、ロゴは「なんとなく作るもの」ではなくなります。お店の未来を支える、最初のブランド資産になります。
よくあるご質問(FAQ)
おわりに。同じように店舗の第一印象を整えたい方へ


ロゴは、小さなマークに見えます。けれど、その中にはお店の考え方、人柄、目指す未来が詰まっています。
成清商店様のロゴでは、車屋としての分かりやすさと、地域の相談役としての安心感を大切にしました。大屋根の下に車があり、その下に力強い筆文字がある。見る人に「ここなら相談できそう」と感じてもらうための設計です。
新しいお店を始めるとき、ロゴや名刺は後回しにされがちです。でも、最初に世界観を整えておくと、その後の発信や営業ツールがずっと作りやすくなります。
開業前から相談していいのか。自分の想いを言葉にできていなくても大丈夫なのか。そう感じている方ほど、早い段階で相談していただけると、ロゴ、名刺、看板、Webサイトまで一貫したブランドの土台を作りやすくなります。
Webデザインガジュマルでは、ロゴ単体だけでなく、名刺、印刷物、Webサイトまで一貫して設計できます。店舗の第一印象を整えたい方、地域のお客様に覚えてもらえるブランドを作りたい方は、お気軽にご相談ください。
- 新しく始めるお店のロゴを相談したい
- 地域のお客様に安心して覚えてもらえるブランドを作りたい
- ロゴ、名刺、看板、Webサイトまで一貫して整えたい
お話を聞いた上で、あなたにとって最善のご提案をさせていただきます。
あなたとお話しできる事を楽しみにお待ちしております。









