職人様の想いとサービスを明確に伝えるために、表裏の役割を綿密に設計された名刺デザイン | 福岡県上毛町 ATTIC(アティック)様 工務店

マッキー

皆さんこんにちわ。Webデザイナー マッキーです。

今回は、実際に制作させていただいた福岡県上毛町の工務店「ATTIC(アティック)」様の名刺デザインを基に、お問い合わせに繋げる効果的な名刺作りについて解説していきます。

このブログはこんな方に向けて書いています。
  • 名刺に、どんな事を書いたらお客様のお問い合わせに繋げられるか、分からない。
  • 名刺の表裏の役割が分からず、うまく形にできない。

「名刺は会社の顔」 と言われるように、名刺は初めて出会うお客様に会社やあなた自身の印象を決定づける重要なツールです。

特に工務店のような、お客様との信頼関係が大切な業種では、名刺から 「安心感」「誠実さ」「プロ意識」 といった要素を感じ取ってもらう必要があります。

今回の「アティック」様の名刺では、「シンプルさ」「分かりやすさ」 を重視し、お客様に 「信頼感」 を与えられるようデザインしました。

マッキー

具体的にどのような点にこだわったのか、詳しく見ていきましょう。

今回の解説で得られるメリット
POINT
集客率アップに繋げるデザイン

問い合わせを増やし、受注に繋がる名刺のデザインが分かるようになる

POINT
印象に残る名刺作成

お客様の記憶に残る、効果的な名刺デザインのポイントを理解できる。

POINT
ブランドイメージ向上

工務店としてのブランドイメージを高める名刺作りを学べます。

目次

お客様の心に響く名刺デザインとは

まず、お客様からあなたのサービスを選んでもらめには、あなたを選ぶ理由をしっかり名刺に明記する必要があります。

あなたを選ぶ理由とは
  • お客様にどんな未来を見せてくれるのか?
  • どんな想いで取り組んでいるのか?
  • あなたにできる事はなにか?

なぜなら、周りと同じ内容では競合に埋もれてしまい、選ばれにくくなってしまうからです。

例えば、同じ町にうどん屋が3つあるとします。

そこで、3つとも格安を売りにしたうどん屋ばかりだったらどうでしょうか?

恐らくお客様は

主婦

どれもそんなに変わらないから、とにかく安いうどん屋を選ぼう!

ってなりますよね。

そこからどんどん価格競争が始まってしまいます。

それと同じように工務店ややハウスメーカーにも同じ事が言えます。

福岡県上毛町の場合、工務店・ハウスメーカーは10店舗以上あります。

その多数の競合の中から、お客様に選らんでいただく事になります。

そこで今回の「福岡県上毛町 ATTIC(アティック)様」の名刺では、差別化を図り、お問い合わせに繋げられやすいように、以下の施策を盛り込ませていただきました。

あなたの「出来る事」を明確に。

あなたの提供できる「サービス」を明記してあげましょう!

まず初対面で名刺を渡された時に相手の頭の中には、「具体的にあなたは何ができる人?」という問いが生まれます。

「会社名を見たら大体わかるでしょ?」

と思ったそこのあなた!危険です!

会社名だけでは、具体的にお客様のどんな悩みを解決できる人かイメージが伝わらず、せっかくの問い合わせのチャンスを逃している可能性があります。

人は潜在的に悩みを持っていたとしても、なかなか文章や言葉にして言われないと腑に落ちないもの。

しっかり提供しているサービス名を明記してあげることで、「私のこの悩み解決してくれるかも!」と改めて思い返せてもらるキッカケを作ることができます。

すでに十分な認知度を持った大手企業なら、話は別です。

ですが、まだまだこれから認知度を上げてどんどんお客様に自社のサービスを知ってもらうために、このようにどのようにして誰のために悩みを解決するのか?を明記しましょう!

今回のATTIC様の場合では、裏面にサービス内容を明記させていただきました。

このように、明記しておくことで、明確にどんなサービスを行なっている人なのかが分かるので、名刺をいただいた方もあなたの事業の事がイメージしやすくなります。

あなたの「想い」を伝えよう。

競合他社との差別化を図るために、名刺にはATTIC(アティック)様のお客様に対する思いを明記させていただきました。

今回のキャッチコピーの意図とは

ATTIC代表の小野様は、15年大工職人として修行を積んだ実績もあり、自ら直接お客様とコミュニケーションを取り、理想の住まいづくりを実現している事を強みとしています。

この職人本人だからこそ分かる、「住まいの本質」 を見抜き、お客様の潜在的なニーズまで引き出すことができるのです。

「たしかな家でゆたかな暮らしを」というキャッチコピーには、ATTIC様の家づくりへの情熱と、お客様への深い想いが込められています。

単に家を建てるのではなく、お客様の人生を豊かにする「舞台」 を創造する。

このように事業者様の信念をしっかり見える化することで、お客様に安心感と信頼感を与え、あなただからお願いしたいという理由を作ることに繋がってきます!

あなたの想いが、お客様が選ぶ理由となる

あなたがどんな想いを持って、誰のどんな悩みを解決したいのか?をシンプルに伝えましょう!

なぜなら、あなたの想いがお客様から共感してもらえる要素となり、それが競合に負けない要素となるからです。

例えば、あなたの住んでいる地域の中で同じような価格帯・サービスが並んでたとしたら、どれを選びますか?

安かったらどれでも良いかなぁ

と、なりますよね💦

令和の時代となって、便利なサービスに溢れ、不便さを感じないようになってきました。

そのため、同じサービスとの競合が生まれ、機能的な価値を出すだけでは、価格競争に巻き込まれてしまいます。

そこで競合の中から新たな価値を作るために感情的価値を作ります。

感情的価値とは

感情的価値とは、目に見えない感情に訴えかける価値です。

商品やサービスが役に立つか否かに関わらず、「好きだ」「憧れる」といった感情で選ぶことです。

例えば、東京ディズニーリゾート(TDR)は、アトラクションやパレードだけでなく、ディズニーというブランドが持つ物語性や、ウォルト・ディズニーの夢を形にした背景に惹かれる人々が多くいます。

パークで体験できる非日常的な空間や、キャストのホスピタリティも魅力です。

子供の頃の夢やワクワク感を思い出させてくれる、大切な思い出を共有できる場所といった精神的な価値に惹かれていると言えるでしょう。

感情的価値が高いほど競合との差別化が図れ、「信者」とも言える熱心なファンを獲得できます。

TDRでは、イベントや新アトラクションの度に訪れる「ディズニーファン」が多く、限定グッズには長蛇の列ができます。

感情的価値を高めることは、安定した集客と収益、強固な経営戦略に繋がる重要な要素です。

TDRは単なるテーマパークを超え、人々の心に深く根付いた特別な存在となっています。

工務店や他の業種も同じこと

感情的価値は、競合の多い工務店業界においても非常に重要です。

機能や価格だけで差別化を図るのが難しい現代において、お客様の心に訴えかける感情的なつながりを築くことが、選ばれる工務店になるための鍵となります。

例えば、多くの工務店は「高品質な家づくり」「地域密着型サービス」「安心のアフターフォロー」などを謳っています。これらは機能的な価値であり、もちろん重要ですが、競合他社も同様の点をアピールしている場合、お客様はどこを選べば良いか迷ってしまいます。

そこで、感情的価値が重要になってきます。お客様は単に家を建てたいのではなく、「理想の暮らしを実現したい」「家族との大切な時間を育みたい」「安心して長く住める家にしたい」といった感情的な欲求を持っています。

工務店が感情的価値を提供するためには、以下のような点が考えられます。

感情的価値を生み出すポイント
  • 共感と寄り添い:
    お客様の想いを丁寧に聞き取り、共感する姿勢を示すことで、信頼関係を築きます。「どんな家に住みたいか」だけでなく、「どんな暮らしがしたいか」を深く掘り下げることで、お客様の潜在的なニーズを捉えます。
  • ストーリーと背景:
    創業からの歴史や、職人たちの想い、地域への貢献などを伝えることで、工務店の背景にあるストーリーを共有します。これにより、お客様は工務店に親近感を抱き、単なる業者以上の存在として認識するようになります。
  • 体験と感動:
    完成見学会やイベントなどを通して、実際に建てられた家の雰囲気や、職人たちの技術を体験する機会を提供します。五感に訴えかける体験は、お客様の心に強く残り、感動を生み出します。
  • コミュニケーションと繋がり:
    完成後も定期的な点検やイベントなどを通して、お客様との繋がりを維持します。困った時にすぐに相談できる、気軽に立ち寄れる、といった関係性を築くことで、長期的な信頼関係を構築します。

これらの取り組みを通して、お客様は工務店に対して

「この工務店に任せれば、自分の理想の暮らしを実現してくれる」

「この工務店なら、安心して家づくりを任せられる」

といった感情を抱くようになります。

この感情的な繋がりこそが、競合との差別化を生み出し、お客様に選ばれる理由となります。

つまり、感情的価値を高めることで、単なる「家を建てる業者」から「お客様の暮らしを共に創り上げるパートナー」へと進化し、競合ひしめく工務店業界で確固たる地位を築くことができるんです。

制作の流れ

STEP
ヒアリング

まずはお客様のご要望を丁寧に伺うヒアリングから始めさせていただきます。

名刺を作るための確認ポイント
  • 名刺作成の目的:
    名刺をどのような目的で使用されるのか(新規顧客開拓、既存顧客との関係維持、採用活動など)をお聞かせください。
  • ターゲット層:
    どのような方を対象とした名刺を作成されたいのか(年齢層、職業、趣味嗜好など)をお教えください。
  • デザインのイメージ:
    お好みのデザインや色、フォントなどがあればお聞かせください。参考となる名刺やウェブサイトなどがあればご提示いただけると大変助かります。
  • 記載情報:
    名刺に記載する情報(氏名、役職、会社名、連絡先、ウェブサイトなど)をご確認させていただきます。
  • 枚数と納期:
    必要な名刺の枚数と、納品希望日をお聞かせください。

これらの情報を元に、お客様のニーズに最適な名刺作成プランをご提案させていただきます。

些細なことでも構いませんので、ご不明な点やご要望がございましたらお気軽にお申し付けください。

STEP
施策をご提案

ヒアリングで伺った内容を元に、最適な名刺作成プランをご提案させていただきます。

ご提案の流れ
  • デザインコンセプトのご提案:
    お客様の目的やターゲット層、イメージに合わせて、具体的なデザインコンセプトをご提案いたします。
  • デザイン案のご提示:
    複数のデザイン案を作成し、お客様にご覧いただきます。デザイン案には、使用する色、フォント、レイアウトなどを具体的に示し、それぞれのデザインの意図や効果についてもご説明いたします。
  • 用紙のご提案:
    名刺に使用する用紙の種類や質感、厚さなどをご提案いたします。用紙によって名刺の印象が大きく変わるため、デザインに最適な用紙を選定いたします。
  • 印刷方法のご提案:
    オフセット印刷、オンデマンド印刷など、最適な印刷方法をご提案いたします。
  • オプションのご提案:
    必要に応じて、角丸加工、箔押し加工、エンボス加工などのオプション加工をご提案いたします。

ご提案内容にご不明な点やご要望がございましたら、遠慮なくお申し付けください。お客様にご納得いただけるまで、何度でも修正やご提案をさせていただきます。

STEP
店舗ブランドに合わせたデザイン制作

ご提案内容にご納得いただけましたら、デザイン制作を開始いたします。

デザイン制作の流れ
  • 店舗ブランドの分析:
    お客様の店舗のブランドイメージやコンセプトを深く理解するため、ウェブサイトやパンフレットなどを参考に分析を行います。
  • デザイン制作:
    分析結果を元に、店舗ブランドに合致したデザインを制作いたします。ロゴマーク、カラー、フォントなどを適切に配置し、統一感のあるデザインに仕上げます。
  • デザインのご確認と修正:
    完成したデザインをお客様にご確認いただき、修正点があれば修正いたします。

お客様の店舗ブランドを最大限に表現する、高品質なデザイン制作を心がけております。

STEP
納品

デザインが確定しましたら、印刷工程に進み、完成した名刺を納品させていただきます。

納品までの流れ
  • 印刷:
    厳選された用紙と高品質な印刷技術を用いて、丁寧に印刷いたします。
  • 検品:
    印刷後、一枚一枚丁寧に検品を行い、品質を確認いたします。
  • 梱包・発送:
    丁寧に梱包し、ご指定の場所へ発送いたします。
  • 納品後のサポート:
    納品後も、名刺に関するご質問やご相談などございましたら、お気軽にお問い合わせください。

お客様に最高の品質の名刺をお届けできるよう、最後まで責任を持って対応させていただきます。

制作概要

項目内容
業種・業界工務店
地域福岡県上毛町
製作期間2週間
構築方法Illustrator
プロジェクトに関わった人
ディレクター高橋政宏
デザイナー高橋政宏
ライティング高橋政宏

最後に

Webデザインガジュマルは、あなたのビジネスのパートナーとして二人三脚でサポートいたします。

「デザインのこと」「Webサイトのこと」「チラシのこと」「集客のこと」など、お困りごとがありましたらお気軽にご相談ください。

お話を聞いた上で、あなたにとって最善のご提案をさせていただきます。

あなたとお話しできる事を楽しみにお待ちしております。

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この記事を書いた人

福岡県豊前市で活動するフリーランスWebデザイナーの高橋政宏です。
いつまでもワクワクするような気持ちを大事に、しっかり価値提供してまいりします。
近隣の方であれば、お伺いさせて頂きお話を聞かせて頂くことも致しております。
“デザイン”というモノを通して、可能な限りお客様にご協力させて頂きたいと思っておりますので、些細なことでもお気軽にご相談ください。

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